琺瑯容器の使い方と向き不向き
においが移らない、直火もOK。でも気をつけることもある。

琺瑯は鉄にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。においが移りにくく、直火にも対応していて、見た目もすっきりしている。台所に一つあると便利な道具ですが、使い方を間違えると欠けたり錆びたりします。向き不向きを知っておくと、長く使えます。
琺瑯が得意なこと
においや色が染みにくいのが最大の特徴です。カレーやキムチを保存しても、プラスチック容器のように臭いが残りません。酸にも強いので、梅干しや酢を使った料理の保存にも向いています。
直火対応の琺瑯バットは、下味をつけた肉をそのままコンロにかけることができます。容器を移し替える手間が省けるので、料理の工程がシンプルになります。
琺瑯が苦手なこと
表面のガラス質は衝撃に弱いです。落としたり、金属製のへらでこすったりすると欠けることがあります。欠けた部分から鉄が露出すると錆びやすくなるので、木製やシリコン製の道具を使うことをおすすめします。
電子レンジには使えません。金属が入っているので、加熱すると火花が出ます。冷蔵庫から出してそのまま電子レンジへ、という使い方はできないので注意してください。
長持ちさせるための手入れ
洗うときは柔らかいスポンジを使います。金属たわしは表面を傷つけるので避けてください。汚れがひどいときは、重曹を少量入れたお湯で煮沸すると落ちやすくなります。洗った後は水気を拭き取って乾かします。
琺瑯の向き不向きを知っておくと、使い方の幅が広がります。店頭でサイズ感を確かめてから選ぶこともできます。